活字の嫁入り ~その3~

活字の嫁入り~その3~では、嫁入り内容の詳細をお知らせします。

大阪市西区の泰進堂さんから,植字台もやって来ました。

各社の仕事内容により、植字台の活字の配置・使い方もさまざまなんですね。

こんな組み方初めてみました。

飾り罫で丸囲みを作り、コミ(活字より低い詰め物)を埋めて中心に活字で 御捺印

こちらは 料金別納

四角い木の台に、鉛板の 料金別納 が四隅を釘で留めてあるのがわかりますか?

郵便局名は活字を差し替える事ができるようになっています。

今は 福田局 と植字してあります。

(泰進堂さんの)活字ケースは住所に使う活字が、取り出しやすく並んでいました。

弊社への見学者から、活字ケースの配置方法についての質問がよくありますが、各社の仕事内容によって違いがあるようです。

よく使う漢字は、まとめてある方が効率いいですからね。

ひらがな・カタカナは いろは順。

日本語には縦書き・横書きがありますが、横書きでも右から左に書いていた時代があった事を知っている人はもう少ないでしょうね。

筆者の1番のお気に入り!

赤いつまみがかわいい小引き出し。

「かわいい引き出し」の感覚が男性には理解し難いようですね…(笑)

漢字活字が増えました。

《グ》植字台にも小引き出しが沢山あるぞ。

   こちらのつまみは銀色だからかわいくないのかな?

活字の嫁入り ~その3~” に対して1件のコメントがあります。

  1. 井ケ田 より:

    こんにちは。埼玉の明治堂印刷のイゲタと申します。
    活字の検索をしていてヒットしたので連絡させて頂きました。

    弊社は手差しの活版機も現役で動かしていますし、自動活版機も3台所有しております。(2台は動いていません)

    こちらに来るような機会がありましたら見学に来てください。

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