50年以上前のエレベーター
木造中央階段の横に謎?の扉があります。
実はエレベーターで、手動でドアを開けます。【1階】
【2階】はこんな感じ。
荷物用なので人は乗れません。
組んだ活字を受け板に乗せて、台車に積みエレベーターで昇降させる時に使っていました。
2階から下を見ると、こんな感じ。
使い方はいたってシンプル。
おたまじゃくしのような黒いレバーで電源ON。赤いランプが点灯します。
ボタンを押せば中の荷台が稼働し始めます。
上下階のドアが閉まっていないと動かない安全装置付き。
1枚の受け板には通常A5判で4頁の組み版が乗せてあり、10キロほどになります。
その受け板1枚1枚を手に持って階段を上り下りし、万が一崩してしまったら大事故。
その為にも、エレベーターは必要だったんですね。